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2019年6月21日(金)

昼の座談会
【これで一時帰省のときも困らない!自信をもっておすすめできる、香港土産10選】

これで一時帰省のときも困らない!自信をもっておすすめできる、香港土産10選

私は、3年半前に香港に来てから、多いときで月に2回ほど一時帰国していました。日本に帰るときは、お土産を持っていきますが、お土産に何を差し上げれば喜んでいただけるか迷いますね。帰国のたびに迷いながらお土産選びをしていたら、いつの間にか香港土産に詳しくなりました。その経験から、今日は私のおすすめの香港土産をご紹介させていただきます。

① Glory Bakery/クッキー

最初にご紹介するのは、Glory Bakeryのクッキーです。店舗は、尖沙咀(チムサーチョイ)と旺角(モンコック)にあります。香港はクッキーが有名で、Jenny BakeryやKee Wah Bakeryなども人気です。

私はGlory Bakeryが好きで、食感が軽いところが気に入っています。素材にもこだわりがあって、ベーキングパウダー・重曹・ショートニングを使っていませんので、健康への関心が高い方にもおすすめです。

一番のおすすめは、ボックスタイプの茶餐廳(チャーチャンテン)シリーズです。レモンティーなど、茶餐廳で出している飲み物にまつわるクッキーが4種類入っています。ボックスのサイズは2種類で、お値段は小さいものが98HK$、大きいものが138HK$です。

缶タイプ以外にも、バラマキ用に活躍しそうな袋タイプのものがあります。ただし、こちら1週間しか日持ちしませんので、長期間帰国される場合はご注意ください。

Glory Bakeryのクッキー
Glory Bakeryのクッキー

個包装タイプ
個包装タイプ

② KiKi / インスタント麺 KiKi / インスタント麺

次は、KIKIのインスタント麺です。こちらは、セブンイレブンやスーパーマーケットで手軽に買うことができます。これは台湾の会社が作っていますので、純粋な香港土産とは呼べませんが、香港で一時すごくはやって、皆さんこぞってFacebookでも味の感想などをアップされていました。

こちらも素材がシンプルなので、健康を気遣っている方におすすめです。私は辛い味が好きなので、「椒麻拌麵」がおすすめですが、ほかにも「蔥油拌麵(ネギ味)」など、5~6種類ほどがあります。スープ麺ではなくて、茹でた麺にソースをかけて食べるタイプです。パッケージもシンプルキュートで、個人的に気に入っています。

パッケージの中に、5つ個別包装されたものが入っていますので、分けて差し上げることもできて、気軽なお土産として利用しています。お値段は、5袋入りで65HK$前後です。

③ 楼上 / 燕の巣 楼上 / 燕の巣

次は、楼上(ロウジョウ)というお店の燕の巣です。

燕の巣には、コラーゲンを作り出す成分が含まれていて、毎日、スプーン1〜2杯ずつ食べると、5日目ぐらいでお肌がつやつやになってきます。でも正直に言うと、特に味はありません(笑) 最初から砂糖が入っているものや、別添えでシロップが付いているものもあるので、お好みでお選びいただくのがよいと思います。ヨーグルトなどに入れて食べるという方も多いです。

燕の巣も、香港中のいろいろなお店で売られていますね。そのため、全てを比較することはできませんが、お土産にするなら私は楼上(ロウジョウ)の小瓶タイプがおすすめです。お値段は、小さい瓶が3つ入ったもので398HK$からです。

実は、燕の巣と聞いて、燕から巣を奪い取ってしまうのはどうかと思って調べてみました。すると、燕は一度巣立つと巣に帰ってくることはないそうです。食用の燕の巣には、巣立ったあとの巣のみを使用しているそうですので、ツバメの生態には影響はないようで安心しました。

④ 意齋 / 各種お菓子 意齋 / 各種お菓子

次は、陳意齋(チンイーサイ)のお菓子です。上環(ションワン)と旺角(モンコック)に店舗がある、昔ながらの香港のお菓子を売っているお店です。私はいつも上環で買いますが、店舗の雰囲気が良くて、香港に住んでいたわけではない私でも、なぜか懐かしい感じがします。

私の一番のおすすめは、燕の巣入りのケーキです。中華風のふかふかした甘いお菓子で、クリームなどは入っていません。でもこれは、消費期限が5日しかありませんので、私はフライト当日か前日に買うようにしています。お値段は、6本入りで50HK$です。

もう一つ、アーモンドクッキーもおすすめです。飲み物と一緒に食べないと、口の中の水分を取られてしまうような触感ですが、ほろほろしていて美味しいです。お値段は、ホールのアーモンドが入ったもので、5個入り16HK$です。陳意齋のお菓子は、すごく香港らしいお土産です。

⑤ 屈臣氏(ワトソンズ)/ 燕の巣パック

次は、屈臣氏(ワトソンズ)の燕の巣のパックです。ワトソンズの各店舗で売っています。種類は、ホワイト・シルバー・ゴールドの3種類で、シルバーとゴールドは、1ステップと2ステップのものがあります。2ステップのものは、保湿液がセットになっていて、パックのあとに保湿もできるようになっています。

いくつか試してみましたが、私にはホワイトが合っているようです。女性で美容が好きなお友達のお土産に配るのにとても良いと思います。お値段は、1パック40HK$くらいからです。2つ買うと1つおまけにもらえますからお得ですよ(笑) 3つほど燕の巣が続きましたが、燕の巣シリーズはこれで終わりです。

⑥ 李錦記/ オイスターソース

次は、李錦記(リキンキ)のオイスターソースです。こちらはスーパーマーケットで買えます。日本まで持っていくことを考えると、瓶よりチューブのものが良いと思います。おすすめはパンダブランドで、防腐剤や人口色素・化学調味料を使っていませんので、子どものいる友達には、これを買っていくことが多いです。お値段は、20HK$ぐらいです。

皆さんは、手の込んだお料理を作られると思いますのでお恥ずかしいですが、私はこれで肉野菜炒めを作っています(笑)

⑦ 陸羽茶包 / お茶 陸羽茶包 / お茶

次は、陸羽茶包のお茶です。こちらもスーパーマーケットで手軽に買えます。パッケージがとても可愛いので気に入っています。味はすごく美味しいというわけではありませんが、普通に美味しいです。

私はお茶をお土産に買うときは、ティーバックのタイプにしています。茶葉を差し上げると、相手に茶器を用意する手間をかけてしまうのが申し訳ないからです。お値段は、25パック入りが2箱で16HK$くらいとお手頃です。

私は、ピンクのパッケージの寿眉茶(サウメイ茶)と、黄色のパッケージの水仙烏龍茶が好きでよく飲みます。元香港在住で、現在は東京で暮らしている友人は、プーアルのティーパックは日本ではあまり手に入らないということで、陸羽茶包のものをたくさん買っていきました。プーアル茶もお土産にすると喜ばれるかもしれませんね。
なお、陸羽茶包は中環にある広東料理店「陸羽茶室」とは関係がありません。

⑧ Sweet Boutique de Tony Wong / エッグロール Sweet Boutique de Tony Wong / エッグロール

次は、Sweet Boutiqueのエッグロールです。店舗は、尖沙咀(チムサーチョイ)と九龍城(カオルーンシティ)にあります。ヨックモックのシガーロールに似たお菓子で、香港には、これに似たお菓子がたくさんありますが、中にはあまり素材がよくないものもあります。

このSweet Boutiqueは、すごく良質な素材を使用しているのでおすすめです。いろいろな味がありますが、私が一番好きなのは、Chocolate Explosive Cigarです。チョコが染みたクッキーの中に、パチパチ弾けるものが入っていて、それを言わずに友達にあげると反応が良いです。

口の中でパチパチ弾けるのに少し驚きますが、味も美味しいと好評です。お値段は1箱12本入りで158HK$です。

⑨ 安利製麺廠 / 乾麺 安利製麺廠 / 乾麺

次は、安利製麺廠の乾麺です。店舗は上環(ションワン)にあります。ひとつひとつパウチされた、少し小ぶりな乾麺です。味が10種類以上ありますので、いろいろな味が楽しめます。お値段は、2パックで8HK$からです。これは、料理研究家の櫻井景子先生からご紹介いただきました。

⑩ 樸記 / 棗(なつめ) 樸記 / 棗

最後は、樸記(ポッケイ)のなつめです。これも上環の乾物街にあるお店です。私は、クルミ入りのなつめが好きです。クランベリーも入っていて、少し洒落た味がします。お値段は、1ポンド58HK$です。

なつめは、血を増やす効果があるといわれています。お料理にもよく入っていますが、食べると体が温かくなったと実感できます。そのまま食べられる物と、お茶やスープ用の物がありますので、お店の方に「ダイレクト・イート・OK?」と聞いてください(笑)

私は猫を飼っていますが、このお店にも看板猫が5匹います。とても可愛いので、猫を見に来られる方も多いようです。もし白黒の猫ちゃんを見かけたら、名前はビューティーちゃんです(笑)
(その他のおすすめもいくつか紹介!)

簡単ですが、私のおすすめの香港土産をご紹介いたしました。帰国のときにお土産選びの参考にしていただけますとうれしいです。なお、お値段は現時点での情報ですので、変わる可能性があります。また、ブログにも、私が食べた感想を含めて載せていますので、ご覧いただけるとうれしいです。
追記:上記⑩の樸記は結業されました。

カメラマン・ライター・コーディネーター 三橋早弥さん
カメラマン・ライター・コーディネーター
三橋早弥さん


紹介していただいたお土産は、どれも自分用にも買いたいくらいです
紹介していただいたお土産は、
どれも自分用にも買いたいくらいです

夜の講演会・交流会
【JNTOと香港市場における訪日インバウンド動向について】

JNTOと香港市場における訪日インバウンド動向について

本日は、主に香港市場の訪日旅行の状況について、ご説明させていただきたいと思います。
初めに、日本政府観光局のご紹介と、日本は観光に力を入れているわけでございますが、その目的について簡単にご説明させていただきます。

政府観光局はどの国にもございまして、外国からの旅行者を呼び込むプロモーションを行う専門機関として存在しております。JNTOも日本の観光局の立ち位置で、日々プロモーション活動をさせていただいております。

正式名称は、独立行政法人国際観光振興機構と申しまして、官庁としては、国土交通省に属する観光庁の外郭団体として活動をしております。ビジョンは、インバウンド旅行の拡大を通じて、日本を明るく豊かに、元気にするということです。

日本政府観光局の役割と観光立国を目指す意義

小泉政権のときに、観光で国を豊かにしていこうということで『観光立国宣言』を行いました。これにより、2003年から訪日旅行キャンペーン『ビジット・ジャパンキャンペーン』をスタートいたしました。

当時の訪日観光客は521万人でしたが、2010年に1,000万人にする目標を掲げました。実際には2010年は、目標に届かず800万人強でしたが、2018年には、3,119万人の訪日外国人の方に日本を訪れていただき、15年で訪日観光客は約6倍に増加しました。

世界の観光受け入れ国の順位では、日本は2017年の段階で12位まで上がってきております。ちなみに香港は13位で、2,788万人でしたので、小さい面積で日本と同じぐらいの観光客を受け入れていることになり、香港はすごいと思っております。

日本が観光立国を目指す意義は、観光交流人口の拡大によって、日本を元気にしようというところでございます。国際観光を通じた相互理解、またはインバウンドを受け入れることで、雇用の創出にもつながりますし、観光は地方にも波及しますので、地方創生の原動力になるということもございます。これらによって、少子高齢化が進む日本を元気にしていきましょう、というのが根幹になっております。

実際に観光を推進することで、どのぐらいのインパクトがあるか見てみたいと思います。日本の定住人口一人あたりの年間の消費額は、2014年の総務省のデータによりますと、約125万円となっております。これは、2018年の訪日外国人8.2人分の消費額にあたります。

つまり、8.2人の外国人客を日本にお呼びすれば、日本に住んでいる方の一人分の消費をしてくれるということです。これを、各市町村別の消費額と比べてみると、訪日外国人消費総額は、1位の東京23区、2位は横浜市に次いで、3位の規模となっております。

また、2017年の訪日外国人の消費総額は4兆4,162億円で、これを輸出産業の輸出額と比べてみると、1位は自動車、2位は化学製品、3位が訪日外国人旅行消費総額となっております。これらを見ても、日本の経済に与える影響が大きいことがおわかりいただけると思います。

香港市場の概況

日本政府観光局(JNTO) 香港事務所上席次長 中山友景さん
日本政府観光局(JNTO)
香港事務所上席次長
中山友景さん

ここからは、香港市場の訪日インバウンドの状況をご説明させていただきます。まず、2018年の訪日外国人旅行者数を市場別に見ますと、香港は約221万人で中国・韓国・台湾に次いで4番目です。この4位までの東アジアだけで全体の4分の3を占めております。

香港は4位となっておりますが、香港の人口は、750万人弱ですので、その観点で見ますと221万人というのは、人口の約3人に1人が訪日している計算で、香港は世界一日本にお越しいただいております。
人口に対する訪日数で次に多いのは台湾ですが、台湾は約5人に1人となっております。

香港人の方はもともと旅行好きとしても有名ですが、その中でも日本が最も人気の旅行先となっております。過去の推移を見ますと、2012年ごろまでは、日本もシンガポール・韓国・タイとほぼ同数で推移しておりましたが、2013年以降はぐんと上がって、それまで圧倒的ナンバーワンを誇っていた台湾を、2015年に抜きまして、以降日本がナンバーワンとなっております。

訪日旅行がここまで拡大してきた背景として、大きな原動力となっているのは、航空路線の数というところです。現在、香港から日本へのフライトの席数は500万席ほどあります。特に香港の特徴としては、大都市だけではなく地方都市も多く、国内16~17都市へのフライトがあります。

宿泊地については、東京・大阪が2大宿泊地というのは、ほかの市場と同じですが、次いで多いのは、北海道と沖縄です。全体的に見ますと、香港人の方は東日本より西日本のほうが多く、その中でも九州が多いのが特徴的です。

性別を見ますと女性が約56パーセントで、その中でも特に30~40代が多くなっております。ここ数年は、ファミリー層とアクティブシニア層が増えてきております。

訪日の回数については、2018年の調査で、香港から日本に行かれた方のうち、初めての方は14.4パーセントでした。つまり、香港人の8割以上の方は、2回目以上ということになります。中でも10回以上の方が27.6パーセントということで、4人に1人はもう10回以上日本に行かれている計算になります。

次にリピーターが多い国は台湾ですが、10回以上の方は17パーセントですので、そういう意味でも香港人の方は、特に日本が好きで何回も訪れていただいているということになります。

貴重なお話を伺えました
貴重なお話を伺えました

また、団体ツアーで行かれる方、旅行会社のフリープランで行かれる方、自分で手配していく方の割合を見ますと2018年の統計で香港人の方は、78.2パーセントが自分で手配しております。旅行業界では個人旅行をFITといいますが、まだ団体ツアーで行かれる市場も多い中で、香港人の方は9割以上の方が、個人旅行で自分の好きなところへ行くというスタイルで日本にお越しいただいております。

1泊あたりの消費金額についても、香港人の方は世界一で、一人あたり24,537円となっております。

香港人の方に日本で行きたいエリアを聞いてみると、東京・大阪ないし関西は、すでに70パーセントが行ったことがあると回答し、東北と四国には行ったことがある方がまだ少なく、今後リピーターの方が行きたいと思っているエリアとなっております。

日本でやりたいことは、グルメ・ショッピング・温泉が中心で、すでに経験済みの方も多く、やったことはないが今後やってみたいことは、お祭り鑑賞・舞台鑑賞、あるいはスキー・スノーボードに代表されるスポーツ体験となっております。ここから香港人の方の目的が多様化していることが伺えます。

日本人が好きな旅行先として例えばハワイがありますが、香港市場においては、今後は日本人にとってのハワイのように何回も訪れたくなるように、引き続き細かくプロモーションを行っていきたいと思っております。

2019年日本香港観光年

最後になりますが、2019年は日本香港観光年ということで、このことについて簡単に触れておきたいと思います。実は、2009年にも同じような観光交流年を実施しました。今年は10年ぶりの交流年になっております。

昨年、香港のキャリー・ラム行政長官が訪日されましたが、その際の共同ステートメントにも明記されまして、国と地域における公式のプロモーションとして展開しているところでございます。

JNTOは香港人のお客さまに向けて、日本側としてプロモーションを行っているわけですが、香港も政府観光局HKTBというところがあり、そちらでは日本人のお客さまに向けて、同じようにキャンペーンをしております。

JNTOでは2019年に入り、広告やイベント出展、及びメディアで告知を展開しております。また、公式ウェブサイトでは、インスタグラムキャンペーンを皮切りに、日本全国からご協力いただいている香港パスポート限定の優待の告知などを行っております。香港の皆さんには是非ご利用いただきたいと思います。

というわけで、JNTOの簡単な紹介と香港の市場動向、また、今年の日本香港観光年のご紹介をさせていただきました。ありがとうございました。

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参加者の皆さん、真剣です
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